MEMBER理事長所信
- 公益社団法人中野青年会議所
- 2026年度理事長 阿部 達也
《所 信》
私はちょうど10年前の2016年に(公社)中野青年会議所(以下 JC)へ入会しました。当時のメンバーであり同業者である農業の先輩に誘われ、どのような団体かお話を伺いました。その中でJCは業界団体などとは違い自らの利益になる活動を行うのではなく、活動圏域である中野市・山ノ内町の発展に寄与する運動を展開している団体であるということを知りました。また、普段では知り合う機会が少ない異業種の方々と共に活動するJCは、自らが成長できる場であると感じ入会に至りました。
ときにはJCでの活動が多く大変な時期もありましたが、メンバー同士助け合いながら例会の企画立案を行い実行に移していくこと、そして参加された方の笑顔を拝見することで苦労が報われました。現在も、メンバーのみならず参加された地域の皆さまと交流することは私にとって新しい発見や地域への想いを増幅させる機会となっています。私にとってJCとは自分の為だけでなく中野市・山ノ内町が少しでも豊かになり、子どもたち未来の世代にとっても魅力ある街にするために活動する団体となりました。
私が入会した2016年は沼田拓也理事長であり、当時の私からはJCの先輩方がとても大人に見えました。中野市・山ノ内町が「明るく豊かな社会」になるよう事業目的を策定し、事業内容を構築することで事業目的を達成できるのか担当メンバー一丸となり議論を行っていました。全くの0から新しい事業を構築していくことがどれほど大変なのか肌で知ることができました。その時の先輩方の情熱にあふれた目と、事業を終えた後の達成感のある笑顔は今でも忘れることができません。
また2020年は新型コロナウイルスに翻弄され、JCの運動自体ができるのか瀬戸際に立たされました。しかし、丸谷繁弘理事長を中心とし新型コロナウイルスによる行動制限のなかでも実施できる例会を開催しました。過去に前例のない中でのJC運動であり試行錯誤を繰り返しながらでしたが、リモート会議という新しいツールを駆使しながらメンバーがそれぞれの意見を出し合い運動を行えたのは、新型コロナウイルスを言い訳にせず今やれることを最大限やった成果だと思います。外的要因により事業の縮小やときには事業を中止にしなければならないときもあるかもしれません。ただ、そのようになってもJCとして最大限努力することは今後も受け継がれていくべきだと思います。
またJCは単年度制であるため、メンバーは毎年新しい役職を拝命します。私も2018年に委員長を務め、金子雄三理事長が示した理事長基本方針に沿った事業はどのようなものか悩みました。ただ、そのときも手助けしてくれたのはメンバーでした。事業目的の精査から事業内容の修正、備品の調達や当日の準備など率先して意見を出し行動してくれました。そのときのメンバーには今でも感謝しています。また、例会を終え参加者が笑顔で帰っていくことはメンバーの励みになり、例会のようすを語り合った懇親会の場はいつも笑顔で楽しい場となりました。
2023年には専務理事を拝命し、県内17LOMの理事長、専務理事を含め県内のメンバーと交流する機会を得ました。お話をお伺いする中で各LOMで抱えている課題は異なりましたが、どのLOMも活動圏域の発展を望み運動を行っていることは共通していました。同じ志をもったメンバーが県内にも多く存在し活動圏域の発展を望んでいることを知ることができたのは私の励みにもなりました。JCは県内のみならず、全国でも運動を展開しています。その運動に参加できるJCは全国で仲間を作ることができます。これもJCの素晴らしさではないでしょうか。
そして2026年私は理事長の職を拝命しました。私が10年間JCで活動してきてどの年も常にメンバーの自己研鑽と地域の課題や魅力を伸ばすため、運動を起こしてきました。そして、その年のメンバーの想いが各年の事業に織り込まれていたと思います。
現在も中野市・山ノ内町地域には多くの課題があります。学校の統廃合やクラブ活動の縮小、都市部への人口流出による労働力不足や地区活動の担い手不足、農業就業人口の衰退による遊休荒廃地の増加などがありますが、特に子どもたちを含めた若い世代の人口減少は中野市・山ノ内町にとって大きな課題だと言えます。その課題を子どもたち未来の世代に残さないために今を生きる大人が解決していく必要があります。ただ、それぞれの課題は一気に解決することはできません。1年ごと着実に課題に対して運動を展開していくことで解決に向かうと思います。本年も課題の解決に向けた1年になると信じています。
結びに、メンバー1人1人が意識を高く持ち中野市・山ノ内町に必要なことは何か考え、計画し実行に移すことは必ずや地域の為になると信じています。JCでの運動に成功や失敗はありません。大きな志を持ってメンバーと共に活動することは、必ず地域のためになるはずです。ときには悩み苦しいこともあるかもしれません。ただ、それを乗り越えた先に必ず笑顔が待っていることを信じて今年1年運動を展開していきましょう。
《基本方針》
《基本方針》
(公社)中野青年会議所の運動は常に中野市・山ノ内町地域と共にあります。親が子を育てる責任があるように、地域に住む大人は地域を育てる責任があります。その責任を率先して果たすのが青年会議所ではないでしょうか。中野市・山ノ内町に生まれたからこそ経験できることを子どもたち未来の世代に伝えていくことは地域を元気にします。また、地域に存在する魅力を多くの人に知ってもらうと共に、新しい魅力を発見することは地域に愛情を生みます。その先に中野市・山ノ内町がより誇りある街となり、全ての人が笑顔になるのではないでしょうか。
その使命を果たすため、本年度の(公社)中野青年会議所では以下の運動を起こしてまいります。
- 子どもの笑顔創造委員会
- 今も昔も最も大事にしなければならないのは子どもたちではないでしょうか。また、地域を元気にするのは、その地域に住む子どもたちの笑顔と声です。しかし、子どもたちと地域の触れ合いの場が減りつつあるのはとても残念なことだと思います。
子どもの笑顔創造委員会では、子どもたちの笑顔と声で地域に活気が生まれる事業を行い、子どもたちが地域に愛着を持ってもらうと共に地域に住む皆様に笑顔と元気が生まれることを目指します。
- 地域の魅力伝承委員会
- 中野市、山ノ内町のみならず近隣地域では毎週末のように地元の魅力を発信するイベントが開催されています。それを目当てに地域外から訪れる人も少なくないでしょう。そのようなイベントは地域に活力と笑顔を与えます。しかし、中野市・山ノ内町全体を巻き込んだ事業はそれほど多くないと感じます。
地域の魅力伝承委員会では、中野市・山ノ内町の今ある魅力を伝えるとともに新しい魅力を発見し、地域全体が笑顔になるような事業を行うことで、地域に新しい芽吹きと活力が生まれることを目指します。
- 会員拡大バックアップ室
- 会員拡大は青年会議所運動を行う上で欠かせません。またメンバー全員が会員拡大に参加し、メンバー全員で会員拡大の重要性を認識することは必須と言えます。
会員拡大バックアップ室では、メンバーが笑顔で楽しく会員拡大を行えるような仕組みを構築すると共に会員拡大を後方から支援し、また正会員予定者のフォローをしっかりと行います。
- 事務局
- 時代の変化に対して柔軟に対応していく組織運営が求められる中、公益社団法人として透明性の高い会計管理、事務管理を行います。また、厳粛かつ公正な総会の設営、闊達な意見が生まれる理事会や正副理事長会議をはじめとする諸会議の設営を行います。また、自分の思いを簡潔に伝えるための3分間スピーチを担当しメンバーの資質向上を担います。